山種美術館コレクションその1

日曜日(クリスマス)は、広尾の山種美術館にいってきました。
所蔵品展の前半会期の最終日。
以下のようなラインナップです。(山種美術館HPより)
 
ザ・ベスト・オブ・山種コレクション
会期 :[前期] 江戸絵画から近代日本画へ   2011年11月12日(土)~12月25日(日)
     [後期] 戦前から戦後へ  2012年1月3日(火)~2月5日(日) *12/26~1/2は休館
会場: 山種美術館
開館時間: 午前10時から午後5時(入館は4時30分まで)
休館日: 月曜日(但し、1/9は開館)、12月26日(月)~1月2日(月)、1月10日(火)
 
出品作品: 出品予定作品:前期・後期あわせて約80点
【前期】江戸絵画から近代日本画
江戸絵画:岩佐又兵衛《官女観菊図》〔重要文化財〕、酒井抱一《秋草鶉図》〔重要美術品〕、
椿椿山《久能山真景図》〔重要文化財〕 ほか
浮世絵:鈴木春信《梅の枝折り》、東洲斎写楽《二代目嵐龍蔵の金貸石部金吉》 ほか
日本画竹内栖鳳《班猫》〔重要文化財〕、横山大観心神》、上村松園《砧》、
松岡映丘《春光春衣》、小林古径清姫のうち 日高川》、土田麦僊《大原女》、
村上華岳《裸婦図》、速水御舟《名樹散椿》〔重要文化財〕 ほか
【後期】戦前から戦後へ
日本画川端龍子《鳴門》、奥村土牛《鳴門》、《醍醐》、福田平八郎《筍》、
速水御舟《炎舞》〔重要文化財〕、《翠苔緑芝》、小倉遊亀《涼》、
村松篁《白孔雀》、東山魁夷《満ち来る潮》、《年暮る》
加山又造《満月光》、平山郁夫《バビロン王城》 ほか
洋画:小出楢重《子供立像》、佐伯祐三《レストラン(オ・レヴェイユ・マタン)》 ほか
*出品内容には変更が入る場合があります。 
 
多分後期も観に行くと思いますが、とりあえずの前期。
ほぼ、時代順でいいのかな。
前期の人気は、わたしはまあ超ねこ好きなので当然ですが、世間的にも班猫が人気なようで、意外な気もします。
他にも、有名作品がわしわしと。さすが。以前に別の展示会で見たやつも多いので、やはり初見の猫には目が行ってしまいますが。
上村松園の描く女性はいつもうつくしいですね。髪の生え際のうぶ毛のあたり、柔らかな動きを見せる指、画面にひときわ映える青とエメラルドグリーンぽいみどり。いいなあ。
速水御舟の椿は花を見ると山茶花じゃないのかと思う、このところ、椿と山茶花の違いポイントがよく判りません・・・
 
わたしのベスト3とかの文章部分も面白かったので、図録も購入しました。観た人のベストも投票できるようになってて、既に出した人の作品?がはってあったのですが、絵をつけてる人の、それがけっこううまい。「腑分」のがすごい感じ出てました。すごー!と友達と感心しつつ見ていた。
売店も、楽しいグッズが多いのでついいろいろ買ってしまいます。最近の美術館グッズは、ますます凝っている。
1Fの喫茶も、作品にちなんだ和菓子を出してて、すごいかわいかった。今回お茶は出来なかったので、次に来るときはぜひよりたいカフェです。しかし、カフェタイムでもないのにやたらこんでたなあ。
 
 
後期はやはり切手でも有名な炎舞が一番楽しみです。