英国ロイヤル・バレエ「シンデレラ」

英国ロイヤル・バレエ団 2005日本公演 『シンデレラ』全3幕
2005年7月10日(日)6:00pm 東京文化会館

振付:フレデリック・アシュトン 音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
装置:トール・ヴァン・シャイク 衣裳:クリスティーン・ハワース
(2003年改訂版〉

シンデレラ:ダーシー・バッセル
王子:デヴィッド・マッカテリ
シンデレラの義理の姉たち:アンソニー・ダウエル ウェイン・スリープ
シンデレラの父:ウィリアム・タケット
仙女: イザベル・マクミーカン

指揮:ベンジャミン・ポープ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

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※本日予定されていた主役キャストに変更が生じております。
・・・ということで。
王子様、ジョナサン・コープが変更に。
以前にも病気で降板していた、病弱なのか、アジアの気候が合わないのか。
友人がコープファンだったので、ギエムとはかりにかけて(ギエムの日はコープは
出るかわからない設定だった)コープ優先で取っただけに、ちょっと残念ですが、
まあ、よくあることでもあるし、初めてのことでもなく、割り切ることに。

それより、舞台なんですが・・転換のとき上から下ろす書割の柱が降りてこなかったり
(逆に早すぎた?よくわかんない)、下ろす鎖がじゃらじゃらいったり、
指示してるんだかの人の声が聞こえてきたり(私たち1Fだけど後方だった)と、
ちょっと不安だった。特に最終幕でやられたときには、隣の人も「興ざめ」といってた。
あーいうのは段取りよくやって欲しい、観客は一種、夢の世界に入ってるんだから。

「シンデレラ」はプロコフィエフの音楽は不安系で、まるでホーンテッド・マンション(ユーロディズニーのホーンテッドは、結婚できなかった娘の呪い←誤解招きそうだな、イキオクレではないです:というテーマで詩的なコワムードを作ってたけど、あんな感じによく合う音楽)なんですが、舞台の振り付けや演出は極めてコミカル。シンデレラのお義姉さん(義母はでてこない)たちは、だめ女っぽく醜いけど憎めないし、キュートにさえ見える。シンデレラとも仲は悪くはなさそう。男性ダンサーがやるこの役は、毎回楽しいです。

代役王子様はすごい顔小さくて若そう!アグリーシスターズと一緒だととてつもなく小さく見えるシンデレラも、王子様と一緒だと同サイズ、お伽噺カップルらしくてよかったです。コープだともっと背丈に差がついたかなとは思うけど。
あと、四季の精も細いし小さい。蹲ってるシーンはお花のようだった。
舞台もキラキラして、綺麗でした。

バレエは(私見ですけど)このてのイベントとしては一番観客のおしゃれ度が高いと思われ、
今日も、きれいな格好のひとたちがたくさんいました。
うーん優雅な気分。チケットはオペラよりずっと安いんだけどね。

夏はバレエ公演多いんですよね、行けそうだから、これから他のもとってみようかな。

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6時~9時なので、先にごはん食べようととんかつの双葉に行ってみたのですが、
閉まってて隣の店にいく。
おいしかったけど、以前もこういうことがあったなあ。
そして双葉には未だにいけていない。